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見えないモノを見る方法

多くの人が財務的思考法を身につけることで、粉飾をなくすことが出来ると考えます。
なぜなら、財務的な思考を働かせることによって、見えないモノが見えてくるからです。
では、見えないモノが見えてくる財務的思考法とはどんなものか。
それは、モノ事を2つの側面から鳥瞰することを基本とします。
一つは実態把握の側面からで、もう一つは未来予測的な側面からです。
何だか、また、難しくなってきたような・・・。

実態把握の側面
我々の目に見えるモノは、企業において「資産」と言います。
ビルであったり、工場であったり、店舗であったり、商品であったり。
これらは全て目に見え、企業の実体の一部です。
でも、これでは企業の実態は掴むことができません。
企業の実態を掴むためには、目に見えない部分を見えるようにする必要があります。
見える化ですね。
その道具が、3表一体boxです。これは、企業の実態を表現する決算書、
具体的には貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を一体化したものです。

この道具箱に、必要な情報を整理して入れることで、企業の実態が掴めます。
自ら作っても 効果はありますが、多くの企業が決算書を公表していますので、
それを活用しましょう。
ただ、それをそのまま使うのではなく、3表一体boxに入れて使いましょう。
それによって、ある時期における企業の状態を俯瞰でき、
見えていなかったモノも見えるようになります。

未来予測の側面
次に未来予測の側面ですが、3表一体boxを使って企業の未来を予測します。
今、目に見えているモノは、正しく今の姿です。
しかし、時は流れています。未来を予測することは、見えないモノを見ることです。
未来予測なんてできない!
そうかもしれません。
しかし、1秒後も未来です。1分後も、1時間後も。そして、1年後も、100年後も。
見えない未来を3表一体boxで予測し、その予測と公表される決算書を見比べます。
それによって、どの程度予測出来たか、判定できます。
それを繰り返すことで、予測の精度があがります。

2つの側面からの俯瞰に用いた3表一体boxは、財務的思考法を基に作られています。

3表一体boxを使って、実態を把握し、未来を予測するようになれば、
粉飾することは無意味になるでしょう。
なぜなら、多くの人が 企業の実態を時系列に追いかけながら 財務数値を把握するので、
そこに問題があれば、簡単に指摘されるようになるからです。
それよりも何よりも、実体から遊離し実態をあらわさない数値をつくる無意味さに気が付き、
未来に向かって実態を良くしていこうすることの方が、大切であると考えるようになるでしょう。

3行程度にしようと思ったのですが、また、長くなってしましった。

今日は、以上です。
ありがとうございました。
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実態=実体+バーチャル?

粉飾をさせない方法のテキストを作成中です。
この「粉飾」をテーマにすると、必ず、「実態把握が大切です。」となります。
私も、作成中のテキストで、そのように書いています。
ここで、疑問が。
・実態把握って 何?
・読者の皆さんに、「実態把握」と言って伝わるのか。
・実態と実体の違いは。
・そもそも 私は 体系的に説明が出来るのか。
この辺の整理が必要なようです。

「経営財務」の中では、「見る財務」と「読む財務」の違いとして説明しています。

例えば、対売上高比率は、見る財務では、「30%ある」とか「A社よりもB社の方が高い」
とかいう点をチェックすることになります。

これに対して、「読む財務」では、売上高利益率80%、売上高販売・管理費比率70%
のビジネスの実体をイメージします。

商品の販売単価を高く維持するために、販売費や管理費にお金を掛ける。
どうするのか。
内装を良くし、顧客の質問に時間を掛けて応え、顧客の好みなどを個別に管理するなど。

そこから、さらに具体的なビジネスをイメージする。

これが数値から実体へのアプローチ。
これに加えて、実体から数値へのアプローチがあります。

実際の行われているビジネスの実体を調査し、それを数値(財務数値)に置き換える。
勿論、詳細な部分は判らないと思います。
置き換えた財務数値とその企業が作成した決算書を比べて、相違点が無いか、
あるいは理解し難い部分がないか調べる。当然ですが、理解し難い部分があれば、
さらに調査する。

このように数値→実体、実体→数値という流れで、企業の経営状況を把握する。
これによって、企業の実態が把握できると考えています。
この実体把握の方法を、「読む財務」と言っています。

理屈は通っているようにも 思えますが、
引き続き 検証していきたいと思います。

資金繰り表

「粉飾させいない方法」で取材させて頂いた皆様、ありがとうございました。
現在、第1分冊 「決算書」の執筆に取り掛かっているところです。
テキストとする上で、決算書を何にするか悩んでいるところです。
貸借対照表と損益計算書を入れるのは当然として、他に何をいれるか。
粉飾を防ぐためには、キャッシュフローベースの視点を外すことはできません。
そこで、キャッシュフロー計算書を加えようと考えていますが、
実際にCF計算書を作成しているのは、大企業の連結ということになると、
本テキストが、中小企業を対象にしていることを考え合わせると、
キャッシュフロー計算書を決算書に加えるのは、
現場の状況と乖離してしまうようにも思えます。
ただ、CFベースの考え方は重要なので、CF計算書を加えることで、
その考え方だけは、お伝えしようと考えています。
中小企業で考えた場合、CFといえば、資金繰り表ということになるわけですが、
これは、制度で作成が義務付けられているものではなく、
あくまで、内部の資金管理のために作成されるものであるから、
決算書に加えるのは これも不適切ではないかと考えています。
それでも、中小企業の現場では 資金繰り表がCFの基本になっています。
ということで、やはり、資金繰り表を決算3表の中に含めて 説明したほうが
良いのではないかと考えております。
悩ましいところです。

以上です。
ありがとうございました。


粉飾させない方法②

粉飾はなぜ行われるのでしょうか。その動機は?
経団連が公表している「会社法施行・・・・・ひな型」を参考にすると次のようになります。
不正は、不正に関与しようとする「動機・プレッシャー」、
    不正を実行する「機会」
    不正行為に対する「姿勢・正当化」に関係している。
私たちが、対象としているのは中小企業であり、
経団連は中小企業も含まれるかもしれませんが、いわゆる大企業です。
したがって、先のひな型は、私たちにヒントを与えてはくれますが、
そのまま使うこと難しく、一定の解釈を加える必要があります。
そこで以下は、私の考え方です。
「動機・プレッシャー」を与えてはいけない。
具体的には、
「利益をあげてください。」
「利益が出ていなければ、融資出来ません。」
等とは言ってはいけません。
(ここで、利益とは何ぞや ということを議論しなければならないのですが、それは別の機会とさせてください。)
「機会」を与えてはいけない
中小企業にとって、粉飾(不正)機会は至るところあると思います。
ここでは、粉飾の無意味さを知らしめること
あるいは、主だった機会には、視線が注がれていることを知らしめることが、
粉飾させない方法につながると思います。
「姿勢・正当化」に盲従してはいけない。
「会社のためだから」
「従業員を守るためだから」
等というもっともらしい理屈に迎合してはならない。

このように見てくるにつけ、
粉飾をする動機を抑え込むための行動を意味あるものとするためには、
やはり、「経営財務」に関する適切な理解が大切になると思います。

(今回はこれでおわります。以降 続きます。)




粉飾させない方法

粉飾決算をさせない方法について取り組んでいます。
その方法の一つ。
過度に期間利益を追求しないこと。
銀行も取引先も、経営者自身も 期間利益を得ることを金科玉条のように思う傾向にあります。
盲目的に 追いかけているようにも思えます。
活動を休むことなく継続する企業にとって 期間利益は ペースメーカーのようなもの。
体調が悪いにも関わらず、ラップタイムを無理に維持したり、引き上げたりしたら、
走れなくなってしまうことだってあります。
この「無理」にの部分が、粉飾になります。
周囲の関係者は、その(粉飾さらには倒産)責任を経営者に負わせれば、
とりあえず、それでよいのかもしれませんが、
企業が倒産してしまえば、多くの人たちに負担を負うことになります。
企業は、継続することが前提です。
それを忘れた過度の期間利益の追求は、企業を粉飾へ誘惑し、
遂には、倒産に至らせる危険性をはらんでいます。
(このテーマは、続きます)
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TIM_Yoshida

Author:TIM_Yoshida
株式会社TIM Consulting
代表取締役 吉田 聡 です。
初めての方は「ごあいさつ」の記事をご覧ください。

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